CIGS太陽電池

CIGS太陽電池とは

　銅（CU）、インジウム（In）、ガリウム（Ga）、セレン（Se）を組み合わせた太陽電池

モジュール化

　ヨーロッパでは一般的に普及

性能

長所

1. 省資源でなおかつ多結晶シリコンに次ぐ性能が出せる太陽電池
2. 量産性やデザイン性が良く、価格を下げる余地も大きい
3. 熱や影に強く製造コストが安い
4. CIS太陽電池よりもエネルギー変換効率が高い(研究：18.3%）

短所

1. 変換効率；多結晶シリコン太陽電池の8割ほど
2. 原料に有害物質カドミウム使用、廃棄時の環境への悪影響

コスト

製造コストが安い

応用

薄膜ソーラーパワーパラソル

実証例

　ヨーロッパでは量産体制も整えられており、普及も進んでいますが、日本では公害のイメージが強く、広がるのに時間がかかる可能性がある。

グローバルソーラーエナジー社：エコホールディングス株式会社

1. CIGS薄膜太陽電池：PowerFLEX

都道府県	設置場所	設置容量 /kW	設置写真
神奈川県	オージーフィルム株式会社山北工場	79.20	設置写真
神奈川県	京浜急行電鉄株式会社 金沢文庫現業事務所　 建物曲壁面設置	14.85	設置写真
神奈川県	株式会社リビエラリゾート 逗子マリーナ	3.71	設置写真
神奈川県	電池推進船 らいちょうS	0.80	設置写真
滋賀県	野洲市 トラックコンテナ		設置写真
奈良県	香芝市　コンテナ壁面設置		設置写真
奈良県	香芝市　農業ハウス		設置写真
山梨県	北杜市 法面設置		設置写真

参考文献

1. エコホールディングス株式会社(参照　2019.5.5)
2. グローバルソーラーエナジー社（参照　2019.5.5)
3. 神奈川県　薄膜太陽電池普及拡大プロジェクト導入事例 (参照　2019.5.5)
4. 太陽光発電のススメ　（参照　2019.5.5）
5. Hanergy 次世代ソーラー製品(参照　2019.10.19)