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ジビエ関連の被害
全体的な被害
平成21年度から29年まで、160億円を上回っている状況で、ここ数年毎年10億円ずつ減少しているが、40億円が減少している。全体の被害の7割がシカ、イノシシ、サルによるもので、その割合には変化はなく農作物や樹木の食害に悩まされている。一般的に日本では野生鳥獣が増えすぎてしまい、自然環境にとっても大きな問題になってという考えが浸透している。それに伴い平成26年度に成立した改正鳥獣保護法によりシカの捕獲目標が設定された。
獣種別詳細
主要な獣種別の被害金額として、シカ、 イノシシ 、サルでそれぞれ約55億円(約1億円減少(対前年2%減))、約48億円(約3億円減少(対前年6%減))、約9億円(約1億3千万円減少(対前年12%減))が公表されている。
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農作物被害
農産物を食べり、田畑を荒らしたり、ほぼ全県でイノシシ、シカ、サルの合計被害額が1千万円以上である。
農林水産省にる 平成29年度の報告 では、鳥獣による農作物被害金額、被害面積 、被害量は それぞれ約164億円(約8億円減少(対前年5%減))、約5万3千ha(約1万2千ha減少(対前年18%減))、約47万4千t(約1万3千t減少(対前年3%減))が公表されている。
森林被害
シカ、カモシカ等による幼齢木の食害やシカ、クマ等による樹皮剥ぎ被害が報告されている。具体的には、森林被害面積として、近年約5~7千haで推移し、213億円の森林被害(平成21年度は約6.1千ha)と公表されている。
水産被害
カワウの生息域の拡大が、アユをはじめとした有用魚種の食害や北海道等ではトドによる漁具の破損、漁獲物の食害の被害が報告されている。
観光資源被害
シカによる高山植物の食害があり、対象植物が絶滅の危機に瀕していることが問題となってきており、登山ブームに水を差す形となっている。また、自然界のバランスの変化が見られる一つの例である。
人的被害・労力
獣害により、その被害からくるモチベーションの低下による就農意欲の低下で、耕作放棄地の増加が加速する可能性が考えられる。また、猟友会の協力を得て毎年一定量の「有害鳥獣駆除」や生息密度を制御するために、各自治体や地域密着で鳥獣被害対策の組織の活動が必要になっている。
参考文献等
参考文献として、WEBを中心にまとめております。これは時代背景とリアルタイムに反映できることを目的としており、情報の信頼性に関しては引用のHPの信頼度に依存します。フェイクニュースなどが発覚次第。至急修正をいたします。情報に関して閲覧者の責任のもとでご活用いただき、 不利益が生じた場合は 本HP の管理者は関与いたしませんので予めご了承ください。
- 日本ジビエ振興協会: http://www.gibier.or.jp/gibier/ (参照日2019.01.07)
- 農林水産省 農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課鳥獣対策室 http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_zyokyo2/h29/181026.html
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